ご質問ありがとうございます。

失礼な場合と失礼ではない場合があると私たちは考えています。

[失礼な場合]
一般的なお葬式をおこない祭壇、ご遺影の写真など無い場合は失礼にあたると思います。

一般的なお葬式（以下一般葬）とは
一般葬は不特定多数の会葬者が何人きても失礼に当たらないようにし、誰が来るか分からない
会葬者に故人様を弔う場所を提供する。喪主様が会葬者にどこまでのサービスを行うか葬儀社と
細かく取り決め葬儀社はそのサービスを進行する

会葬者に故人様とのお別れの場を提供する事が殆どですので、特別な原因が無い限り祭壇や写真は必要になります。
葬儀社にもよりますが祭壇なしの一般葬はお断りされる場合もあるくらいです
（あそこの葬儀社は祭壇もなかったと噂をされる為）

[失礼ではない場合]

故人様を中心にしたお葬式形態の場合
不特定多数の参列者を断り、心から故人様をお送りしたいと思ってる人のみでお葬式を
執り行う場合はわたしたちの考えでは祭壇もご遺影も必要ないです
本当に心から送っていただける人たちに故人様を送るのに本来は祭壇や写真などいりません。
本当に必要な事はお金で解決できない事をお通夜お葬式で故人様のためにしてあげることです。

たとえば
・生前お孫さんが作ったドーナツが故人様が好きだったので、お供え用にみなさんで作ったり
・大好きなタバコを吸えなくなってしまったのでお焼香の抹香の代わりにタバコの葉をつかったり
・生前どうしてもいえなかった事を手紙にして最後にお棺にいれてあげたり
・お別れ用の生花の代わりに個人様のお話をしながら折鶴をみんなで作ってお棺にいれたり

言い出したらきりがありません。

上記の内容のような事が本来のお葬式に必要な事だと私たちは思います。
簡単にお金で解決する事が故人様に失礼に思えるくらいです。

しかし生前に故人様が祭壇やご遺影の写真を飾ってほしいといわれていたら
出来る範囲で飾ってあげる事が望ましいと思います